インプラント治療に関心のある方は、まず歯科医院でカウンセリングを受けましょう。カウンセリングは、あくまで相談であり、受けたからと言って必ず治療法を決めなければならないというものではありません。
インプラントが初めての方は、この治療法に関する疑問や不安がたくさんあることかと思いますので、カウンセリングで質問すると良いですよ。
そこで今回は、インプラントのカウンセリングの内容や聞いておきたいことについて、愛知県の日進かぐやまデンタルクリニックが詳しく解説をします。
目次
▼インプラントのカウンセリングの内容について
インプラント治療カウンセリングは、30~60分程度の時間を設け、デスクで向き合いながらさまざまなお話をします。
◎インプラントに関する説明
インプラントのカウンセリングでは、まずインプラント治療の概要が説明されます。歯を失った部分にチタン製の人工歯根を埋め込んで、セラミック製の上部構造を装着するのが一般的です。
従来法である入れ歯やブリッジとは異なる治療法のため、カウンセリングにおける治療内容や治療手順、治療にかかる費用などの説明はとても重要となります。
◎インプラントに関する質疑応答
インプラントに関する説明が一通り終わったら、患者様からの質問を受ける時間へと移ります。
あとから「あれも聞いておけば良かった」とか、「よくわからない部分があった」など、後悔してしまうことも珍しくありませんので、絶対に聞いておきたいことは事前に用意しておくのがいいでしょう。
▼インプラントのカウンセリングで聞いておきたいこと
さて、ここからはインプラントのカウンセリングで後悔しないために、聞いておいた方が良いことをお伝えします。
◎インプラントは良い選択肢なのか?
インプラントのカウンセリングを受ける方は、ご自身のケースでこの治療法が良い治療法であるかを確認しておきましょう。
もちろん、最終的な診断は、精密検査を行ってからでなければ下せませんが、カウンセリングの段階でも患者様の予算や残った歯の状態、希望する仕上がりなどによって、適切といえる治療法の選択肢をある程度まで絞ることができます。
◎採用しているインプラントシステム(メーカー)
インプラントシステムには多様な種類があります。その中でも安全性や機能面を考慮して、世界的にメジャーなインプラントシステムを採用している歯科医院だとより安心です。
◎インプラント治療の費用の総額
インプラント治療の費用に関しては、事前に説明があるかと思いますが、総額でいくらになるのかは、改めて確認しておきましょう。
特に骨造成を行ったり、静脈内鎮静下で手術を実施したりするケースでは、追加の費用がかかり、インプラント治療の費用の総額が思ったよりも高くなることもありえます。
◎インプラント手術前後の注意事項
インプラント手術は、基本的に入院の必要はなく日帰りで行えます。
患者様の全身の健康状態や患っている病気、常用している薬剤などによっては、インプラント手術前後で特別な注意や配慮が必要となることもあります。
◎難症例にも対応かどうか
インプラント治療は、歯科医師の技術や知識、経験によって仕上がりと対応できる症例に大きな違いが見られます。例えば、サージカルガイドを活用した治療が可能であったり、骨が不足している症例にGBRやサイナスリフトなどの骨造成を行えたりできるかどうかは、難症例に対応できるかといった目安となります。
▼まとめ
今回は、インプラント治療のカウンセリングの内容と患者様が聞いておくべきことについて、愛知県の日進かぐやまデンタルクリニックが解説しました。
インプラント治療のカウンセリングでは、30~60分程度の時間が用意されていますので、いろいろなことを質問することができます。インプラント治療で後悔しないためにも、聞くことを事前に準備してからカウンセリングに臨むことをおすすめします。